今回は『ショアジギングの楽しみ方』について解説します。
ショアジギング朝マズメと夕マズメ
日の出前後の時間帯の釣り方
日の出前後は、ショアジギングで最も青物が活発になる時間帯であり、大物を釣り上げる絶好のチャンスです。
日の出前後は、青物が活発に餌を探し始める時間帯です。これは、釣果が上がりやすいことを意味します。
日の出前後「朝マズメ」を狙う際のポイント
- 早めの準備: 日の出前に釣り場に到着し、ショアジギングの準備をしておきましょう。
- 暗い時間帯: 日の出前の暗い時間帯にもチャンスがあります。ジグ・プラグは、グロー系がおすすめです。
- 潮の流れ: 日の出とともに潮の流れが変化するため、青物が好む場所を予測しやすくなります。
また、日の出前後の涼しい時間帯を利用することで、快適にショアジギングを楽しむことができます。この時間帯は、日差しが強くなく、快適な釣りを楽しむことができるだけでなく、青物も活発に活動するため、より多くの釣果が期待できます。
潮が動いている時間帯を狙う
潮の満ち引きは、ベイトの溜まり場が変化し、青物の活性が変わります。
潮が動かなく、水中の酸素量が少ない状態では、青物は活発に活動しません。しかし、潮が動き始めると水中の酸素量が増え、青物は活発に動き回り、餌を求めるようになります。
潮汐表に合わせた、効果的な釣り方
- 上げ潮の時:ミノーやシンキングペンシルなどの、ベイトフィッシュに似せたプラグが効果的。
- 下げ潮の時:メタルジグなどを使い、ボトムを狙う。ジャークやフォールを多用し、沖に出ていくベイトに似せて青物にアピールする。
- キャスト向き:潮上に向かってキャストできるように、ジグ・プラグのキャストするポイントを変える。
これらの要素を理解し、潮汐表に合わせた釣り方をすることで、青物の釣果を向上させることができます。
釣果が期待できる初夏から晩秋
季節や時間帯によって、青物の活性やベイトフィッシュの動きなどが変わるため、それに合わせた釣り方をすることが重要です。
特に初夏から夏にかけて、青物は活発に活動します。早朝や夕暮れ時を狙えば、高い釣果を期待できるでしょう。
季節によって、青物の活性やベイトの動きなどが変わるため、それに合わせた釣り方をすることが重要です。
- 夏は青物が最も活発になる時期です。ジグ・プラグの重さは、40g~60g程度が目安で、シャクリは速く大きく行いましょう。
- 秋は水温が下がり始め、大き目の青物が南下し始めますので、ジグ・プラグは、少し大き目の130㎜~140㎜、40g~80g、シャクリは、ゆっくりとフォールさせるように行いましょう。
- 冬は青物の回遊は少なくなり、ベイトの動きも鈍くなります。ジグの・プラグは、大き目のものを使い、水温の高い時間帯にゆっくりと丁寧に誘いましょう。
季節や時間帯によって、青物の活性やベイトの動きなどが変わるため、それに合わせた釣り方をすることが重要です。
天候に注意しショアジギングを楽しむ時間
天候を考慮した釣り場選びやジグ・プラグの選択は、ショアジギングにおいて大きな影響を与えます。
特に風向きと風速は、海の状況を大きく変える要素であり、それらを考慮した釣り場選びが必要です。
天候によって青物の活性が変わるので、それに応じた釣り方をすることが重要です。
- 風の強い日は、キャスティングが楽になる追い風を利用します。
- 雨によって水温が急激に低下したり、潮の流れが速くなることがあります。
- 晴れた日は、水温が上昇し、ベイトの活性も高くなりますが、青物が深場へ移動する可能性を考慮します。
天候は、海の状況や青物の活性に大きな影響を与えますので、慎重にショアジギングを進めることは、釣果を大きく向上させることに繋がります。
日中のショアジギングが有効な理由
日中のショアジギングは、朝マズメや夕マズメとは違った戦略が必要となりますが、その分釣果アップのチャンスも広がります。
曇りは太陽光が反射しにくいため、ボトムにいる青物からはベイトが見えやすく、また、風が穏やかな日は、水面も穏やかになり、ベイトが水面に浮きやすくなります。
日中のショアジギングは、スローな誘いで青物に口を使わせましょう。
- 潮が動いている時間帯は、青物が活発に動き回り、ベイトを追いかけています。
- 日中のショアジギングでは、ベイトに似た動きをするジグ・プラグを選ぶことが重要です。
- 青物が、日中の強い日差しを避けているかもしれないので、岩場や防波堤の影をを狙うのも効果的です。
青物が日中にも釣れる要因として、潮の流れやベイトの存在が大きく影響しています。また、日中は人が少なくなりますので、同じ釣り場で競い合う人が減るため、ゆっくりとした時間を過ごしながら釣りを楽しむことができます。
夕マズメのチャンスタイムは
夕マズメは、日没の30分前から1時間後までがゴールデンタイムです。朝マズメと同様に、青物の活性が高まるため、釣果が期待できます。
夕マズメは、日中の暑さが和らぎ、水温が下がるため、青物がより活発に動き始めます。ベイトが岸際に寄ってくるため、青物がそれを追いかけてくることも多くなります。
- 早めに釣り場に入り、夕マズメのタイミングを逃さずに、青物の活発な捕食活動に備えましょう。
- 夕マズメの、夕日が水面に映り込む時間帯は、青物が活発に動き出すため、釣果が期待できます。
- 夕日が落ちると、非常に視界が悪くなるため、必ずヘッドライトや懐中電灯を携帯し、足元を照らしながら安全に移動してください。
夕マズメの、美しい景色を楽しみながら、有意義なショアジギングを楽しみましょう。
ショアジギングマスターへの基本知識
ショアジギングを始めるには
特別な道具や技術がなくても、比較的簡単に始められるのがショアジギングの魅力です。必要なのはロッド、リール、ライン、ジグ・プラグなどの基本的な道具だけです。
ショアジギングは、様々な魅力を持つ釣りです。初心者から上級者まで、幅広い層に人気があるのも納得です。
- 手軽に始める:手軽に始められる釣りでありながら、大物が狙えたり、自然を満喫できるなど、多くの魅力があります。
- 自然との一体感:海辺で釣りをするので、自然との一体感を味わうことができます。波の音を聞きながら、潮風を感じながら、青物とのやり取りを楽しむことができます。
- 青物を釣るためには:青物の習性や活性を考えて、ジグ・プラグの重さやカラー、アクションなどを変える必要があります。頭脳戦を楽しめるのもショアジギングの魅力です。
ショアジギングは、手軽に始められる釣りでありながら、大物が狙えたり、自然を満喫できるなど、多くの魅力があります。海辺での静かなひとときを楽しみたい方におすすめの釣りです。
初心者のショアジギング道具
深場を攻める必要があるので、メインラインPE1.5号以上と、アタリの衝撃が強いのでナイロンリーダー30lb以上を使用してください。
表層や中層を狙う、ドラグを出す釣り方であれば、PE1号フロロリーダー20lbで大丈夫かもしれません。
初心者がショアジギングを始めるには、以下の釣り具を参考にしてください。
- ロッド:9.6フィート~10.5フィートのショアジギング専用のロッド
- リール:5000番~8000番のスピニングリール
- ライン:PE1.5号~PE4号
- リーダー:30lb~80lb
初心者にとって、必要な釣り具を揃えることは、ショアジギングを始めるための第一歩です。
必要な装備と安全対策について
ショアジギングは、堤防・サーフ・磯で釣りをするため、安全対策を怠ると事故につながる可能性があります。
ショアジギングを安全に楽しむための重要な装備
- ショアジギングでは、常に動き続けるため、動きやすい服装を選ぶことが重要です。また、雨の対策では、レインコートも必要になります。
- 強い日差しを避けるために、帽子とサングラスは必要不可欠です。また、日焼け止めは、長時間釣りをするショアジギングにおいて、肌を守るための必須アイテムです。
- ショアジギングの釣り場には、転落や落水などのリスクが伴います。万が一の事故に備えて、ライフジャケットの着用を強くおすすめします。
- 安全に釣るためには、ウェーダーやスパイクシューズなど、足場の悪い場所でも安全に釣りができる準備する必要があります。
- 脱水症状などを起こさないように、水を携帯してください。
ショアジギングで、安全かつ快適に釣りを楽しむためには、事前にしっかりと準備しておくことが大切です。
釣り方のポイントとテクニック
ショアジギングは、陸からジグ・プラグを使って青物を釣る釣り方です。手軽に始められる一方で、奥深いテクニックも存在します。
ショアジギングを始める前に、以下のポイントを押さえておきましょう。
- キャスティング:初心者にとって、まずは正確にキャストすることが重要です。飛距離よりも、まずは正確に狙ったポイントにキャストできるようになることを目標にしましょう。
- 誘い方・アクション:リトリーブ+トゥイッチ、目立たせたい場合はジャークやフォールを組み合わせてください。やみくもに誘うのではなく、青物がいるであろうと、狙ったレンジをキープするようにしてください。
- アタリを感じる:アタリを感じることは釣果を大きく左右する重要な要素です。青物がジグ・プラグに触れた際の微妙な変化を感じ取ることができれば、アワセの体制をとれる時間ができます。
- アワセる:青物がジグ・プラグにアタックしてきたら、竿に重みが乗った瞬間がアワセのタイミングです。明確なアタリが出なくても、魚の重みや違和感を感じたらアワセを入れるようにしましょう。
ショアジギングは、年間を通して楽しむことができますが、地域によって青物の活性が上がる時期が異なります。一般的には、春と秋がショアジギングの好シーズンと言われています。
ジグ・プラグ選びの重要ポイント
ショアジギングにおいて、適切なジグ・プラグを選択することは、青物の活性や状況に合わせた効果的な誘いができることに繋がる重要な要素となります。
- メタルジグ:飛距離とアクションの幅広さから、初心者に最もお勧めするものがジグになります。
- プラグ:トップウォーター、ペンシル、ミノー、バイブレーション等、狙う青物によって、効果的なプラグは異なります。また、中型・大型が出やすい気がします。
- ワーム:ジグ・プラグとは異なった特性を持ち、状況に合わせて使い分けることで、高い効果を発揮することができます。
ジグ、プラグ、ワームを状況に応じて使い分けることで、より効果的なショアジギングが可能となります。それぞれの特性を理解し、状況に合わせて使い分けることで、釣果アップを目指しましょう。
釣り場を選ぶ際の注意点
ショアジギングで釣果を上げるためには、適切な釣り場を選ぶことが重要です。
良い釣り場を選ぶ際には、以下の要素を考慮しましょう。
- 潮流の情報を確認する:青物は潮流の変化に敏感に反応するため、ショアジギングにおいて潮流情報はとても重要です。
- 釣り経験者に話を聞く:実際にその場所でショアジギングをしている人の情報は、書籍やインターネットでは得られない貴重な情報です。
- ボトムの状況を確認する:ボトムの状況を把握することで、狙いたい青物が釣れる場所を探しやすくなります。
- ポイントの水深を把握:青物は、水深4~5mあれば回遊します。さらに、近くに7~8mの深い所があれば、間違いなく狙う場所になります。
- 浅くともベイトはいる:サーフなど、1m~3mの水深でもベイトがいるのなら、ショアジギングで青物が釣れる可能性があるので狙っていきましょう。
ショアジギングは、堤防・サーフ・磯など様々な場所で楽しめる釣りですが、場所によっては足元が悪かったり、波が強かったりして危険な場合がありますので、十分注意して釣りを行うようにしてください。
ショアジギングでのトラブル回避術
ラインの絡まりや切れとその対策
ショアジギングにおいて、メインラインの絡まりや切れは、釣果に大きく影響するだけでなく、安全面でも重大なリスクを伴います。
これを防ぐための対策は以下の通りです。
- メインラインは定期的に交換する:PEラインは使用頻度に応じて定期的に巻き替えます。目安としては、1シーズンに1回程度がおすすめです。
- キャスティングの練習をする:ラインの張りを意識し、スムーズなスイングを心がけましょう。ロッドを曲げると飛びますが、曲げる速度が速いと、反発も速くなり自分ではコントロールできなくなります。しかし、ロッドで解決できるのなら、自分の投げ方に合ったロッドが欲しくなりますね。
- リーダーを使用する:メインラインに使用するPEラインは強度に優れていますが、根ズレや魚の歯などに弱いという弱点があります。リーダーはフロロカーボンラインやナイロンラインを使用しており、擦れに強く、ラインブレイクを防ぐことができます。ショアジギングにおけるリーダーの太さの目安は、メインPE×5=号数か、メインPE×20=lbです。また、リーダー1lb=ジグ・プラグ1gだと高切れしません。例えば、メインPE2号ならリーダーは10号~12号・40lb=ジグ・プラグ40gとなります。
ショアジギングにおけるメインラインのトラブルは、釣果や安全面に大きな影響を与えます。キャスティング時の注意点、リーダーの使用などの対策を行うことで、快適なショアジギングを楽しむことができます。
フックは消耗品、定期的な交換が必要です
ショアジギングでは、折れたり錆びたりしたフックは釣果に大きく影響し、最悪の場合は青物を逃がしてしまうこともあります。
フックが折れたり、錆びたりするのを防ぐための対応法は以下の通りです。
- フックを選ぶ:ショアジギングでは、大型の青物を釣ることも多いため、ハマチサイズを狙うなら、ST46の#4、ST56の#6、シングルフック#1を選びます。このフックを選んでもフッキング次第では、曲がってしまうので、フックの点検は必須です。
- フックの錆び:釣り後は、真水で洗い、しっかりと乾燥させてから保管しましょう。
- フックの点検:釣行前に必ずフックの状態をチェックし、問題があれば交換しましょう。
フックはショアジギングにおいて重要なアイテムです。適切なフックを選び、定期的に点検することで、トラブルを減らし、効率的なショアジギングを実現することができます。
潮と風の影響を受けるポイント
潮流と風は、ショアジギングにおいて青物との出会いを左右する重要な要素です。
これらの状況を正確に読み解き、釣果アップする方法は以下の通りです。
- 潮汐表を確認する:潮汐表は、潮の満ち引きや潮流の強弱を予測する上で欠かせません。事前に確認することで、潮が効いている時間帯や、上げ潮・下げ潮のタイミングを把握することができます。
- 風向きと風速を意識する:天気予報や実況での風向きと風速は、釣りの好不調を大きく左右する重要な要素になります。常に風向きと風速を意識することが重要です。
- 釣行をして経験する:ショアジギングは、経験を積むことで上達していく釣りです。積極的に釣行を繰り返し、色々な状況を体感することで、釣果アップを目指しましょう。
潮流と風を読むことは、ショアジギングにおいて非常に重要です。これらの要素を正確に把握することで、釣果を大きく向上させることができます。経験を積みながら、潮流と風を読むスキルを磨いていきましょう。
事前に天気予報をチェックする
ショアジギングにおいて、天気は釣果に大きく影響します。釣り人は日ごと、時には時間ごとに天気の変化を把握し対応することが重要です。
特にショアジギングでは、気象条件の変化に敏感な青物を狙うため、好条件を見極めることが釣果アップへの鍵となります。
- 低気圧と青物の関連性:低気圧は、ベイトが浮き上がりやすくなり、また、潮の流れも変わり、普段とは違う場所にベイトが溜まるため、青物の捕食する範囲も広がります。
- 気温と水温の変化と青物:気温は水温の変化に大きな影響を及ぼします。水温の変化は青物の活性を大きく左右するため、釣果に直接関わってきます。青物は、一定の温度範囲内で活動が活発になる傾向があります。
- 雨や風の影響と青物:雨や風が強い時は、潮の流れが速くなり、青物の活性が上がることがあります。このような時は、活性が高い青物を狙うと良いでしょう。逆に、穏やかな天気の時は、スローな誘いで青物を狙うことが効果的です。
気象条件に合わせた釣り方を選択することで、より効果的なショアジギングが可能となります。これらの情報を参考に、釣行計画を立てて、楽しいショアジギングをお楽しみください。
緊急時のスマホと防水対策
ショアジギングは、堤防、サーフ、磯など様々な場所で楽しめる釣りですが、安全対策を怠ると思わぬ事故に繋がる可能性があります。
ショアジギングを行う際の主な安全対策をまとめました。
- 波の状況を常にチェックする:ショアジギングにおいて、波の状況は安全確保と釣果に大きく影響します。常に波の状況をチェックし、適切な対応を取ることが重要です。
- 滑りやすい場所は避ける:滑りやすい場所は転倒や落水の原因となり、重大な事故に繋がる可能性があります。常に周囲に注意し、安全を第一に行動することが重要です。
- ライフジャケットを着用する:ライフジャケットは、万が一の事故の時に命を守る重要なアイテムです。ショアジギングに行く際は、必ずライフジャケットを着用し、安全に釣りを楽しんでください。
- スパイクシューズの重要性:安全を確保するために滑りにくい靴は必須となります。スパイクシューズを着用することで、ケガの防止や事故の防止につながるだけでなく、シューズの耐水性、耐久性、また快適さを考慮することで、より安全かつ快適に釣りをすることができます。
- 万が一の連絡手段:ショアジギングの釣り場は、磯場や堤防など、万が一事故が発生した場合に助けを呼びにくい場所です。そのため、常にスマホを持ち運び、防水対策もしっかりと行うことが重要です。
ショアジギングは、自然を満喫できる素晴らしい釣りです。安全に気を配りながら、楽しい釣りをしましょう。
事前にリスクへの適切な対策
ショアジギングの釣り場では、堤防や磯などでの滑りやすさ、突然の高波による危険などが伴います。
リスクを事前に把握し、適切な対策を講じることが重要です。
- リールやロッドへの負担:リールにおいては、1.5号以上のPEラインを200m以上巻くことが可能なものを選びましょう。また、ロッドに関しても、40gか60gまでのジグ・プラグを投げることができる適度な強度と柔軟性を持つものを選んでください。
- 日射病や熱中症対策:日射病や熱中症は、重症化すると命に関わる可能性があるので、発汗によって失われる水分を適時に補給して、体温の上昇を防ぎ、身体の冷却を助けましょう。定期的に日陰を利用し、適切な服装をするなどの予防策を講じましょう。
- 転倒や落水対策:不安定な岩場や急な斜面では特に注意が必要です。釣り場ではライフジャケットとスパイクシューズを使用してください。
安全は釣りの楽しみを支える最も重要な要素の一つですので、十分な準備と注意を払って、安全に楽しいショアジギングを満喫しましょう。
ショアジギングの楽しみ方と上達の秘訣
経験者からのアドバイス
ショアジギングは、奥深い釣りであり、経験豊富な釣り人から学ぶことは非常に重要です。
経験者からのショアジギング上達アドバイス
- ポイント選びの重要性:堤防であれば、どこから投げると良いか、磯であればどのポイントが狙い目かなどを教えてもらいましょう。
- 潮の読み方等:満潮・干潮の時間帯や、潮の速さ、潮の流れの変化など、さらに、根や瀬の位置、水深の変化、岩礁の有無なども教えてもらいましょう。
- ジグ・プラグの工夫:経験者は、状況に応じたジグ・プラグのセレクト、カラーローテーション、アクションの工夫などを実践しています。経験者に感謝の気持ちを伝えることで、次回も情報やアドバイスをもらえる可能性が高くなりますよ。
ショアジギングは、経験者に学ぶことで上達を早めることができます。積極的に経験者に学び、自分のスキルを磨き、ショアジギングを楽しんでください。
継続的な練習は釣果が向上
ショアジギングで釣果を伸ばすためには、ただ闇雲に釣行を重ねるよりも、効率的な練習方法を取り入れることが重要です。
釣行毎にテーマを決め、より効率的にショアジギングのスキルを向上させましょう。
- 小さい目標を設定しよう:小さな目標を達成することで、達成感を味わうことができ、モチベーションを維持しやすくなります。
- 多様な環境で挑戦しよう:様々な状況でショアジギングを行うことで、青物の活性やベイトの動きなどを観察し、状況を判断する能力が向上します。
- 振り返りを行おう:釣行後、時間を置いてから振り返ることで、冷静に状況を分析し、改善点を見つけることができます。振り返りを通して、自分の成長を実感することができます。これは、モチベーション維持にも繋がります。
振り返りを習慣化することで、着実にショアジギングスキルを向上させることができますので、ぜひ、次回の釣行から実践してみてください。
ミスを減らすための準備と釣り方
ショアジギングは、青物などを釣るエキサイティングな釣りですが、同時に繊細なテクニックも要求されます。ミスを減らすことは、釣果アップに直結するため、非常に重要です。
ミスを減らすことで、ショアジギングをより楽しむことができます。
- 狙った所にキャストする:ショアジギングにおいて、飛距離だけでなく、狙ったポイントに正確にキャストすることは釣果に大きく影響します。地形変化や潮の流れ、ベイトの有無などを考慮し、戦略的にジグ・プラグをレンジへ送り込むことが重要です。
- ローテーションの重要性:ショアジギングにおいて、同じ場所に何度もキャストすることは、青物にジグ・プラグを見切られ、釣果が下がる可能性があります。10キャスト程度アタリがない場合は、ジグの形状、重量、カラーを変えたり、プラグの種類を変えることで、青物のプレッシャーを回避することができます。
- 確実なノットを心がける:ショアジギングでは、青物とのファイトが想定されます。そのため、ラインやリーダーには強い力がかかり、ノットが解けてしまうと、せっかくの青物を逃してしまう可能性があります。確実なノットを組むことは、ショアジギングにおいて非常に重要です。
ショアジギングでは、様々な要素が釣れるか釣れないかを決定しますが、その中でも特に重要なのが、青物のいるレンジを見つけたり、ジグ・プラグを見切られないようにしたり、ラインが切れないようにすることです。ターゲットとなる青物が、どの水深にいるのかを知り、それに合わせてジグやプラグを操ることが極めて重要になります。
堤防・サーフ・磯のショアジギングポイント
ショアジギングは場所によって様々に釣れる要素が異なり、釣果にも大きく影響します。
代表的な釣り場における対応策をポイントごとに解説します。
- 堤防の釣り方:堤防釣りは、比較的安全に釣りが楽しめる場所として人気があります。しかし、釣り人が多い場所でもあるため、マナーを守ることは非常に重要です。堤防釣りでは、ランディングネットを使うことで、青物を安全に取り込むことができ、周りの釣り人に迷惑をかけることもありません。キャスト方向やラインのお祭りは、他の釣り人の迷惑になるので、注意しましょう。
- サーフの釣り方:広大なサーフを舞台に青物を狙います。遠投が利くため、広範囲に探ることができますが、波の影響を受けやすいため、タイミングを見計らってキャストすることが重要です。波に変化がある所は浅く、その下にはかけ上がりなどの地形変化があります。その前後は深い場合が多いので、魚が集まりやすいです。上げ潮と下げ潮では、魚の集まっている場所が違うことを意識して、波の前後を重点的に狙いましょう。ベイトの群れを探したり、ナブラを見つけたり、鳥山を見つけてその周辺を狙ってみましょう。
- 磯の釣り方:磯は、ダイナミックな波と岩礁が織りなす景観の中で、大型の青物を狙うことができる魅力的な釣り場です。しかし、足場が悪く滑りやすい場所が多いため、安全面に十分注意する必要があります。磯は根が多い場所なので、根掛かりに注意が必要です。磯には、ベイトが溜まりやすい場所がありますので、地形などを考慮し、ベイトの溜まり場を探しましょう。
どの釣り場でも、ライフジャケットやスパイクシューズは必要です。また、事前に天気や潮汐などを確認しておくことは重要です。
これらのポイントを参考に、状況に合わせて適切な釣り方を選択することで、様々な場所でショアジギングを楽しめるでしょう。
シーズンの特徴と釣り方
ショアジギングは、季節によってターゲットとなる青物の活性時間帯が大きく変化するため、戦略を調整することが重要です。
代表的なシーズンの攻略法をご紹介します。
- 春:朝夕のマズメ時に、30g~40g、小さめのジグ・プラグを使い、水温が低めなので、スローに誘う。
- 夏:朝夕のマズメ時に、40g~60g、ベイトに合わせた大きさ、カラーを使う。水温が高くなるため、速い誘いをする。
- 秋:朝夕のマズメ時に、40g~80g、ベイトに合わせた大きさ、カラーを使う。水温が下がってくるので、スローに誘う。
- 冬:朝夕のマズメ時に、60g~100g、ベイトに合わせた大きさ、カラーを使う。水温が低いため、スローに誘う。
春・夏・秋・冬と、季節が進むにつれ、ジグ・プラグは大きく重いものが使えるようになります。これらの情報はあくまでも基本的な指針です。シラスパターン等、臨機応変に戦略を調整することが釣果アップにつながります。
ショアジギングの楽しみ方【まとめ】
今回は『ショアジギングの楽しみ方』について解説してきました。
- ショアジギング朝マズメと夕マズメ
ショアジギングにおいて特に注目されるのが「朝マズメ」と「夕マズメ」です。これらの時間帯は、海中のプランクトンが活性化するため、それを食べる魚も活動的になります。朝マズメは夜明けから日の出までの約1時間程度が狙い目であり、この時間帯は集中して釣りに取り組むことが推奨されます。一方、夕マズメは日没前後の時間帯を指し、ここでも魚の活性が高くなるため、高い釣果が期待できます。 - ショアジギングマスターへの基本知識
ショアジギングでは、狙いを定めた青物や状況に応じた装備やアクションの選択が極めて重要ですが、環境への注意も欠かせません。特に、岩場などの滑りやすい場所での釣りでは、ライフジャケット・スパイクシューズの着用や潮の流れに注意するなど、安全第一で楽しむことが大切です。 - ショアジギングでのトラブル回避術
ショアジギングは、青物などの大型魚を狙えるため非常に人気がありますが、その分トラブルも多く、釣りをする際にはさまざまな困難が伴います。トラブルを未然に防ぐためにも、どのようなトラブルが起きやすいのかを知っておくことが大切です。 - ショアジギングの楽しみ方と上達の秘訣
○ 釣り場をよく調査し、実績のある場所を選ぶことが肝心です。
○ シーズンや時間帯を見極めることで、成功率を高めましょう。
○ メタルジグやプラグのアクションをマスターし、さまざまな誘い方を覚えてください。
○ リールフットの持ち方やキャスト技術を磨くことで飛距離を伸ばし、より広範囲をカバーしましょう。
○ 狙う青物に合わせた戦略を立てましょう。
○ 実績のある釣り場に通い続け、そのエリアを深く理解することです。
○ キャストの正しい姿勢やテクニックを習得し、メタルジグやプラグをより長く、効果的に海中に留める工夫をしましょう。
これらのポイントを意識することで、より安全で楽しい釣行を楽しむことができます。
楽しいショアジギングを満喫できるよう、しっかりと準備をして、ポイントを意識しながら釣行に臨んでください。
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