今回は『カレイ釣り餌とポイントの秘密』について解説します。
投げカレイの餌はなに?
よく使われるカレイの餌
投げ釣りでカレイを狙う際の餌は、主に虫餌が中心です。適切な餌を選ぶことは、釣果を大きく左右する重要な要素です。
カレイは特定の餌に強い反応を示すため、その習性を知り、状況に合わせて餌を使い分けることが重要です。
一般的に好まれる餌は以下の通りです。
- イワイソメ:カレイ釣り定番の餌で、匂いでカレイを誘います。ハリ先から1cmほど垂らして刺しましょう。
- アオイソメ:動きでカレイを誘う餌です。イワイソメとのミックスも効果的です。
- 虫エサの塩締め:塩漬けにすることで、虫餌の身が締まり、餌持ちが良くなります。
- ユムシ:大物狙いや、エサ取り対策で使います。マダイやスズキも狙えます。
カレイの扁平な体形や、砂に潜る習性などは、底生生物を捕食するのに適した形態と言えます。虫餌は、こうしたカレイの生態的な特徴に合致する自然な餌であると言えるでしょう。
活き餌と塩締め餌の使い分け
活き餌と塩締め餌にはそれぞれメリットとデメリットがあります。釣り人の好みや状況に合わせて、使い分けることが大切です。
それぞれのメリットを、わかりやすく箇条書きにしました。
- 活き餌のメリット:カレイにとってより自然な餌であり、匂いや味や活発な動きで、カレイの食いつきがよい。
- 塩締め餌メリット:身が締まっていて針持ちが良く、エサ取りに強く、活き餌に比べて食いは落ちるが扱いやすい。
活き餌は、手軽に用意できる点や、カレイの食いが良い点が魅力です。しかし、保存が難しく、すぐに弱ってしまうというデメリットもあります。一方、塩締め餌は、長期保存が可能で、針持ちも良いというメリットがあります。しかし、活き餌に比べて食いが落ちるというデメリットもあります。
それぞれのメリットとデメリットを理解した上で、状況や目的に合わせて使い分けることが、カレイ釣果アップの鍵となります。
餌を無駄にしないための保存術
餌の鮮度は、投げカレイの釣果に大きな差が出ます。
まず、最初の釣行では、虫餌を購入してカレイ釣りを体験してみましょう。虫餌はカレイにとって自然な餌であり、活発な食いつきが期待できます。
釣行後、使い切れなかった虫餌は持ち帰りましょう。持ち帰った虫餌は、塩締めにすることで長期保存が可能になります。塩締め餌は、針持ちが良く、エサ取りにも強いというメリットがあります。
塩締め餌の作り方
- 生きた虫餌をザルに入れ、軽く流水で洗い、汚れやぬめりを落としたあと、水気をしっかり切ります。
- ポリ袋に虫餌と塩を入れ、全体にまぶします。袋を密閉し、涼しい場所に数時間放置します。
- ポリ袋から虫餌を取り出し、水気を切ります。キッチンペーパーや新聞紙の上に並べて、さらに水分を吸い取ります。
- 虫餌が好みの硬さに乾いたら、塩をもう一度軽くまぶします。または、片栗粉をまぶして完成です。
- 塩締めの硬さにもよりますが、鮮度が悪くなると食いが落ちるので、早めに使いましょう。
次の釣行では、塩締め餌と虫餌を効果的に使い分けることで、カレイの釣果アップを目指しましょう。
海底にいる餌を食べる習性と付け方
餌の付け方をマスターすることで、釣果を飛躍的に向上させることができます。
餌の付け方を工夫することで、カレイを魅了し、釣果アップを目指しましょう。
以下に、餌の付け方のポイントをいくつかご紹介します。
- 餌の鮮度: 新鮮な餌を使うことが基本です。古い餌は匂いが弱く、魚を寄せ付けにくくなります。
- 餌の動き: 活き餌を使用する場合は、針にしっかりと通して、自然な動きができるようにしましょう。
- 餌の大きさ: カレイの口の大きさに合った大きさの餌を選びましょう。大きすぎる餌は警戒されてしまう可能性があります。
- 針の大きさ: 餌に合った大きさの針を選びましょう。小さすぎる針は餌をしっかりと通せませんし、大きすぎる針は魚を警戒させてしまいます。
- 餌の付け位置: イソメを餌にするときは、たらしを付けて、針と餌を吸い込みやすくしましょう。
- 複数の餌を使う: イワイソメとアオイソメなどの複数の餌を組み合わせることで、より多くの魚を寄せ付けることができます。
- 餌の匂い: カレイが好む匂いの餌を選ぶと効果的です。イワイソメやアオイソメなどの自然な匂いの餌だけでなく、塩締め餌のニンニクやエビなどの匂いの餌も効果があります。
- 餌をこまめに取り替える: 餌が弱ったり、汚れたりしたら、こまめに取り替えてください。
餌の付け方のポイントはたくさんあります。ぜひ、色々試してみて、自分にとって最適な餌の付け方を見つけてください。
季節に合わせた釣り方
投げカレイのサイズは季節によって変化するため、餌のサイズや形状もそれに合わせて選ぶ必要があります。
なお、カレイは鮮度の良い餌を好むため、餌の鮮度を保つことが重要です。
具体的には、以下の点に注意する必要があります。
- 春の活発な時期: 春はカレイの産卵期後のため、浅場で活発に餌を食います。新鮮な餌を使い、こまめに付け替えてください。
- 夏は深場に移動: 夏は水温が高くなるため、カレイは深場に移動します。投げ釣りでは狙いづらい時期になります。違う魚を狙ってください。
- 秋は浅場に移動: 秋になると水温が下がり始めるため、浅場へと移動します。朝夕のマヅメ時に狙うと効果的です。
- 冬は産卵の時期: 冬は産卵の時期になり、カレイは餌を食べづらくなります。産卵場所を狙うことで釣れるかもしれません。
このように、カレイは季節によって活動パターンや食性が大きく変化するため、釣果を上げるためには季節に合わせた餌選びが重要です。
投げ釣りの餌付けと投げ方
投げ釣りは、遠投して広い範囲を探ることができるので、多くの魚を狙うことができます。
餌のつけ方
- 通し刺し:虫餌によく用いられます。餌の頭側から針先を刺し、尾に向かって針を出します。餌が回転しにくくなり、アタリが分かりやすくなりますが、餌が弱りやすくなるので、こまめに餌を交換してください。
- チョン掛け:餌の柔らかいところに針を刺す方法になり、餌が自然に動き、魚にアピールしやすので、小魚釣りによく用いられます。しかし、餌が外れやすいので、投げ釣りで使う場合は、固いところを刺して餌が外れないようにします。
- 房掛け:複数の餌を束ねて針に刺す方法です。餌が大きく見えるため、大型魚によく用いられます。この刺し方も餌が弱りやすいので、こまめに餌を交換してください。
オーバーヘッド投法
- 竿を背後に構えます。リールを上にして持ち、人差し指でラインを軽く押さえ、オモリを地面から持ち上げます。
- 体全体を使って、竿を振りかぶります。竿先が体の真上を通過する頃に、ラインを人差し指から放してください。
- 竿を振り下ろすように投げます。竿先が下を向かないように、45度くらいで止めます。
- オモリが着水したら、糸ふけを取り、ラインにテンションをかけ、オモリが着底するまで待ちます。
- オモリが着底したら、最低ハリス分はリールを巻いてください。そのあと、駆け上がりなどまで、オモリをサビいてください。
これらの技術をマスターすることで、仕掛けをより遠くへ投げ、ラインにテンションがかかることで、アタリが取りやすくなります。
投げ釣りは、奥深い釣りです。これらの技術を身につけることで、あなたの投げ釣りがさらに楽しく、充実したものになるでしょう。
カレイ釣り入門のコツ
投げカレイ入門セット
投げカレイは、遠投で広範囲を探り、良型のカレイを仕留める奥深い釣りです。
その醍醐味を存分に味わうためには、しっかりと準備することが重要です。
まず、基本となる装備を揃えましょう。
- 投げ竿:投げ釣り専用のもので、遠投には4.05m、置き竿には4.25mを選びますが、竿の長さと硬さは、釣る場所や自分の好みで選んでください。
- 投げリール:投げ釣り専用のもので、35㎜スプール。置き竿にはドラグ付きを選びます。
- 投げライン:投げ釣り専用のもので、カレイにはPE2号~PE3号を選び、対応する力糸を選んでください。
- 投げオモリ:海藻テンビン20号~30号くらいを使います。流れがあるところや、大型を狙う場合は重くします。
- 釣り針:使う餌に合わせて、大きさやカタチを選びます。
- 釣り餌:イワイソメ、アオイソメ、虫エサの塩締め、ユムシ等。
- 三脚:置き竿をするので必要になります。開いて一本脚の方が海側になります。
- 水汲みバッカン:三脚の重しと手洗いに使います。ユムシなどを入れておく場合にも使いますが、その場合にはもう一つ別に準備したほうがいいです。
- クーラーボックス:釣れたカレイを入れておいたり、食料を入れておきます。クーラーボックスを、イスの代わりにする場合は、座れるものを購入しましょう。
投げカレイは、一見難しそうに見えますが、必要な装備を揃えれば、初心者でも十分に楽しむことができます。ポイントさえ押さえれば、思わぬ大物との出会いも待っているかもしれません。
さあ、必要な装備を揃えて、あなたもカレイ釣りの世界へ飛び込んでみませんか? きっと、今まで味わったことのない釣り体験ができるはずです。
初心者でも釣れるカレイ釣り場
投げカレイにおいて、釣り場選びは釣果に大きく影響する重要な要素です。
底にいるカレイは、ポイントがわかりづらく、生息場所を把握しにくいため、釣り場で釣果が大きく変わります。遠投するには、釣り場の足場も重要です。
初心者でも安心して釣りが楽しめるように、足場が安定していて滑りにくい釣り場を選びましょう。
初心者の方には、駅から徒歩圏内の海釣り公園がおすすめです。トイレや休憩できる場所があり、安全に釣りを楽しむことができます。また、釣り餌や仕掛けも販売しているので、準備も簡単です。車で行くなら、広々とした駐車場がある堤防がおすすめです。足場も安定しているので、安心して釣りを楽しむことができます。
また、地元の釣り具店や釣り情報サイトなどで、過去の釣果情報を確認できる場所を選びましょう。
カレイの時間帯や場所
カレイは海底に生息する魚のため、その生態を知ることは釣果アップに繋がる重要な要素です。特に、季節と時間帯によって活動パターンが大きく変化するため、理解を深めることが重要になります。
カレイの時間帯や場所を示します。
- 春の時期: 朝夕のマズメ、潮の動き始め。サーフや漁港や河口。
- 夏の時期: 朝夕のマズメ、夜釣り。岸からの釣り は難しくなります。船釣りで 深場 を狙うのがおすすめです。
- 秋の時期: 朝夕のマズメ、潮の動き始め。サーフや漁港や河口。
- 冬の時期: 朝夕のマズメ、潮の動き始め。産卵場所。
カレイは、季節や時間帯、場所によって釣果が大きく変わります。これらの情報を参考に、ぜひあなたにとって最適なタイミングでカレイ釣りを楽しんでください。
安心して釣りを楽しむ
投げカレイは、堤防やサーフから手軽に楽しむことができます。しかし、海での釣りには危険も伴います。
安全にカレイ釣りを楽しむためには、以下の点に注意する必要があります。
- ライフジャケット:万が一の備えに、必ずライフジャケットを着用しましょう。
- スパイクシューズ:釣りは滑りやすい場所が多いため、スパイクシューズは必須です。
- 自分の体力に合った釣り場:無理のない範囲で釣りを楽しめるよう、自分の体力に合った釣り場を選びましょう。
- 地域のルールやマナー:釣り場には、それぞれルールやマナーがあります。事前に確認し、守るようにしましょう。
- 緊急時の連絡先を把握:海での事故は、すぐに救助を呼べるかどうかが重要になりますので、緊急時の連絡先を把握しておきましょう。
- 天気予報の確認:悪天候が予想される場合は、無理に釣りに行かないでください。風速や波の高さなどを事前に確認し、安全な釣り場を選びましょう。
安全対策を怠らず、万全の準備で釣りに臨むことで、楽しい釣りを楽しむことができます。
カレイの代表的な種類
カレイは、世界中で60種類以上、日本だけでも40種類以上が確認されています。
種類によってサイズや形状、味、旬、生息地域などが大きく異なります。
代表的なカレイの種類は以下の通りです。
- マコガレイ:30~50cm
- イシガレイ:20~40cm
- ヌマガレイ:30~60cm
- クロガシラカレイ:40~60cm
- マツカワカレイ:60~80cm
これらを参考に、狙うカレイの種類やサイズに合った仕掛けや釣り方を選んでください。
釣り上げたカレイを処理する
適切な処理をすることで、カレイ本来の美味しさを最大限に引き出すことができます。
衛生面と味覚の両面から、美味しく召し上がっていただけるよう、処理方法を以下に示します。
- 血抜きをする: 釣ったカレイはすぐに血抜きを行います。エラから血を出し、海水で洗い流します。血抜きをすることで、生臭さを抑え、魚の鮮度を保つことができます。
- 内臓を取り除く: 腹側から包丁を入れて内臓を取り除きます。内臓を傷つけないように、丁寧に作業してください。
- 冷蔵し保存する: 新鮮なカレイを美味しく持ち帰るために、クーラーボックスは必須です。
上記のポイントを守れば、自宅でも新鮮なカレイを楽しむことができます。
釣れる投げカレイガイド
投げカレイのテクニック
カレイ釣りには、状況やターゲットに合わせた柔軟な対応力が求められます。
カレイ釣りに役立つテクニックに加え、上達するためのポイントをいくつかご紹介します。
- 投げカレイの基本をマスターする:正確に仕掛けをポイントへ投げる必要があります。
- 状況やカレイに合わせた釣り方をする:時期、時間帯、場所、釣り方、仕掛けや誘い方。
- 験豊富な釣り人のアドバイス:経験豊富な釣り人のアドバイスや、釣具店で情報収集してください。
- 実際に釣行を重ねる:釣行を重ね、経験を積み重ねることで、自分の釣り方を見つけていきましょう。
投げカレイは、奥深く面白い釣りです。 難しいと感じることもありますが、まずは楽しむことを忘れずに釣りましょう。
カレイ釣りの経験を通して、自分だけの釣りを見つけることで、より一層カレイ釣りが楽しくなるでしょう。 ぜひ、チャレンジしてみてください。
投げカレイのポイント情報
カレイ釣りの釣果を左右する最も重要な要素は、釣り場の選定です。
カレイ釣りの基本と成功のためのポイント選び。
- ポイント選び: カレイは砂泥底を好むため、サーフや河口、漁港などが狙い目です。潮の流れや地形変化も考慮しましょう。
- 成功の時間帯:早夕のマズメ、潮の動き始めが狙い目です。
- アタリと合わせ:アタリが一旦停止した後、餌を飲ませた後に、竿先が入ったのを確認したら、針を引っ掛けるように合わせてください。
ポイント選び、エサ選び、仕掛け選びなど、カレイ釣りには様々な準備が必要です。また、カレイの習性や釣り場の特徴など、知識も重要です。これらの準備と知識を兼ね備えることが、カレイ釣り成功への近道です。
釣果アップに繋がる潮の流れ
カレイ釣りにおいて、潮の流れは非常に重要です。カレイは、潮が動くことによって運ばれてくる餌を求めて活発に動きます。そのため、潮の動きと時間帯を考慮することで、カレイの時合を予測することができます。特に潮の変わり目や反流点は、カレイの好機です。
潮の流れが強すぎるとカレイが落ち着かず、逆に流れがほとんどないと餌が届きにくいという問題があります。そのため、カレイ釣りを成功させるためには、適度な潮の流れを見極めることが重要です。この見極めができれば、一層の釣果アップを狙うことができるでしょう。
- 潮止まりの重要性:カレイ釣りにおいて、潮止まりは非常に重要です。満潮や干潮の時刻を把握することで、カレイの時合を予測しやすくなります。潮止まりは、海水の動きが一時的に止まる時期を指しており、このタイミングではカレイが餌を積極的に探します。そのため、潮止まりの時間帯を狙って釣りを行うことで、カレイのヒット率を上げることができるでしょう。
- 反流点やヨレの狙い方:カレイの釣果アップに繋がる潮の流れを理解するためには、反流点やヨレと呼ばれる場所を狙うことが効果的です。反流点とは、潮の流れが逆方向に変わるポイントを指します。このような場所では、餌が集まりやすくなり、カレイも集中的に寄ってくるため、釣果が期待できます。また、ヨレとは潮の流れが複雑に絡み合う場所を指します。このような場所でも餌が停滞しやすく、カレイが餌を見つけやすくなります。反流点やヨレを狙う際には、水面の変化や波の動きをしっかり観察し、カレイが好む場所を見極めることが重要です。
流れを理解することは、釣りの腕前を向上させるために欠かせない要素です。ぜひ、上記のポイントを参考に、釣りにおける流れを理解して、釣果アップを目指してください。
カレイ釣りに影響を与える天気
天気に合わせた釣り方をすることで、釣果アップを目指すことができます。
カレイ釣りに影響を与える主な天気は、以下の通りです。
- 風の影響: 風が強い日は、重めのオモリを使用し、仕掛けが流されないように対策しましょう。
- 波の影響: 波が高い日は、磯場釣りは避け、波の影響を受けにくい釣り場を選ぶのがおすすめです。
- 気温の影響: 気温が低い日は、活性の低いカレイを狙う場合、エサを小さくしたりするなどの工夫が必要です。
- 気圧の影響: 気圧が低くなる日は、風が強くなり、海が荒れる可能性があります。重めのオモリが流されるようなら、釣りを控えるのがおすすめです。
カレイ釣りは天候によって大きく左右されます。天候の特徴を理解し、それに合わせた釣り方を選ぶことが、釣果アップの鍵となります。
旬のカレイ釣り
カレイの生態に合わせて、季節によって釣り方を変えましょう。
以下、それぞれの季節の特徴と釣り方について説明します。
- 春 (3月~5月):水温が上昇し始め、カレイは浅瀬に移動してきます。
- 夏 (6月~8月):水温が高くなり、カレイは深場に移動します。
- 秋 (9月~11月):水温が下がり始め、カレイは再び浅瀬に移動してきます。
- 冬 (12月~2月):水温が最も低くなり、カレイは産卵行動に入ります。
カレイの生態に合わせた釣りをすれば、釣果をアップさせることができます。
カレイ釣りの苦い思い出
カレイ釣りは奥が深く、経験豊富な釣り人でも失敗することはよくあるものです。
しかし、その失敗から学び、次回の釣行に活かすことが、上達への近道です。
失敗から学ぶためのポイント
- 具体的な原因を分析する: なぜ失敗したのか、具体的な原因を分析することが重要です。仕掛けの問題なのか、場所選びの問題なのか、それとも自分の技術不足なのか、原因を特定することで、次に同じ失敗を繰り返さないように対策することができます。
- 経験豊富な釣り人にアドバイスを求める: 同じ釣り場で釣りをしている経験豊富な釣り人にアドバイスを求めるのも良いでしょう。彼らは、その場所でよく起こる失敗とその対策を知っている可能性が高いです。
- 釣行記録をつける: 釣行記録をつけることで、過去の釣行を振り返り、自分の傾向やパターンを見つけることができます。これは、次回の釣行でより良い結果を出すために役立ちます。
- 失敗を恐れないことが大切:カレイ釣りにおいて、失敗を恐れていては前に進めません。むしろ遊びでは、失敗を恐れずに積極的にチャレンジすることが重要です。失敗から学ぶことで、自分のスキルを磨き、より多くのカレイを釣ることができるようになるでしょう。
カレイ釣りは、チャレンジ精神と向上心を持って取り組むことで、誰でもより多くのカレイを釣る楽しみを味わうことができます。
カレイ釣りに役立つ釣り道具
投げカレイ用釣り竿とリール
投げカレイのタックル選びは、釣果を上げるために非常に重要です。
- 釣り竿:遠投が必要となるため、一般的には、4.05mルから4.25mの投げ竿が使用されます。オモリ負荷は20号~30号。
- リール:スピニングリールが軽量で扱いやすく、初心者におすすめです。35㎜スプールで太糸の物を選びましょう。
釣り竿とリールは、長時間手に持つことになるため、釣りのスタイルに合わせた、持ち心地が非常に重要です。実際に手に取ってみると、長さ、太さ、重さ、グリップの形状などを確認することができます。自分に合った持ち心地の竿とリールを選ぶことで、快適に釣りを楽しむことができます。
投げカレイ用の釣りグッズ
カレイ釣りには、ウェアやグッズが必要です。
以下は、カレイ釣りをする際に必要なアイテムのリストです。
- 釣り用のジャケットとズボン:風や雨から体を保護する必要があります。防水性と透湿性に優れた素材のものを選びましょう。
- 長靴:足を濡らさないようにする必要があります。滑りづらい、スパイクがついているものを選びましょう。
- 帽子:日差しや雨から頭を守ります。つばの広い帽子を選びましょう。
- サングラス:日差しから目を守ります。偏光レンズのサングラスを選ぶと、水中の様子が見やすくなります。
- グローブ:手を寒さや怪我から守ります。滑りにくい素材のものを選びましょう。
これらのアイテムを揃えて、快適かつ効果的なカレイ釣りを楽しんでください。
カレイ釣り用ヘッドライト
夜間や早朝は、カレイが活発に動き回るため、日中よりも釣果を上げやすい時間帯として知られています。
適切な明るさのライトであれば、カレイを警戒させることなく、釣果アップにも繋げることができます。足元を照らしたり、仕掛けを作るだけなら136ルーメン1Wで十分明るいです。通常のライトや赤色のライトでも、海面を照らすと魚は逃げてしまい釣れなくなるので、明るいうちに地形を把握しておくことをお勧めします。
なお、ほかの釣り人がいる場合は、海面と照らしただけでトラブルになりますので、赤いライトを使ったり、足元だけ照らしたり、海面に背を向けてライトを使うようにして、配慮していることをアピールしてください。
適切なライトを選ぶポイント。
- 明るさ: 明るすぎるライトはカレイを警戒させてしまうこともあるので、適度な明るさのものを選びましょう。
- 防水性: 海釣りで使用するため必須です。水濡れしても問題ない、防水性の高いライトを選びましょう。
- バッテリー:釣り時間の長い場合は特に重要です。長時間の使用に耐えられるライトがおすすめです。
夜間や早朝のカレイ釣りは、ライトが必要になりますが、マズメ前後を挟めば、日中よりも効率的に釣果を上げられる可能性があります。
適切なライトを選び、安全に楽しい釣りを楽しんでください。
役立つアプリと役立つ情報
スマートフォンを活用することで、カレイ釣りをより安全かつ快適に楽しむことができます。
- 地図アプリ: 釣場の場所や、周辺施設を確認することができます。
- ナビアプリ: 釣場までの道順を案内することができます。
- 天気アプリ: 天気予報や潮汐情報を確認することができます。
- タイマーアプリ: アタリを待つ時間を計るために使用することができます。
- カメラアプリ: 釣れたカレイの写真を撮ることができます。
- メモアプリ: 釣りの記録をメモすることができます。
- 釣果速報: 釣具店や釣り情報サイトで、最新の釣果情報を確認することができます。
- 釣場情報: 釣場の場所、アクセス方法、駐車場情報、トイレ情報などを確認することができます。
- 釣り方情報: 釣れるカレイの種類、おすすめの釣り方、仕掛けの情報などを確認することができます。
- 時季情報: カレイの旬や、釣れる時期、活性が高い時間帯などを確認することができます。
常に最新の情報を得られるように、アプリのアップデートはこまめに行いましょう。
釣れた場所や時間帯の記録
カレイ釣りにおいて、過去の釣果データを分析し、より具体的な釣行計画を立てることは、釣果アップに繋がる重要な要素の一つです。
- 釣果データの収集:過去の釣果データを集める必要があります。釣行後は、釣りの記録をつけましょう。
- データの分析:釣れた時期。釣れた時間帯と天気と潮汐。釣れた場所。釣り方。仕掛けや誘い方。
- 釣行計画書の作成:時期、時間帯、場所、釣り方、仕掛けや誘い方。
過去の釣果データを活用することで、より効率的にカレイを狙うことができます。
ぜひ、上記を参考に、具体的な釣行計画を立ててみてください。
釣行計画の確認
カレイ釣りは、しっかりと準備をすることで、より安心して釣りを楽しむことができます
カレイ釣りの釣行計画書と確認
- 時期:投げカレイの旬は、地域によって多少異なりますが、一般的には春と秋です。
- 時間帯:朝夕のマズメや、潮の動き始めを選びましょう。
- 場所:海底が砂や泥のサーフや、漁港や河口の実績のある場所を選んでください。
- 釣り方:投げ釣りです。
- 仕掛け:海底の状況に合わせて調整しましょう。餌は新鮮なものを使用してください。
- 釣り道具の確認:釣り竿やリールなど、チェックリストを作成して確認してください。
- 天気の確認:気象庁などの信頼できるサイトでチェックしてください。1時間予報=92%以上 24時間予報=85%以上 3日予想=70%くらいです。
計画と準備をしっかりと行うことで、釣果アップはもちろん、安全に楽しくカレイ釣りを楽しむことができます。
さあ、あなたも成功のカレイ釣りに挑戦しましょう!
カレイ釣り餌とポイントの秘密【まとめ】
今回は『カレイ釣り餌とポイントの秘密』について解説してきました。
- 投げカレイの餌はなに?:投げカレイにおいて、最も一般的で効果的な餌は虫餌です。おすすめの虫餌としては、イワイソメやアオイソメがあります。釣行後に餌が残ったら、持ち帰り塩締めにしましょう。
- カレイ釣り入門のコツ:季節によって釣果が大きく変わるため、初心者の方はコツとして、春と秋が最適な時期であることを覚えておきましょう。
- 釣れる投げカレイガイド:投げカレイを楽しむためには、適切な時期と時間帯を選ぶことが重要です。カレイは主に春と秋に釣れることが多いです。この時期はカレイが浅い場所に移動してくるため、特にサーフや漁港、河口での釣りが効果的です。もちろん、潮のタイミングを見計らって釣りを行うことも大切です。
- カレイ釣りに役立つ釣り道具:投げカレイ釣りにおいて、ロッドとリールは非常に重要です。ウェアやグッズがそろえば、快適に釣りを楽しむことができます
投げカレイは、初心者でも楽しめる釣り方の一つです。豪快に竿を振って遠投し、底物のカレイを狙います。必要な道具としては、ロッドやリール、ライン、仕掛けなどがあり、それぞれの選び方にはコツがありますが、上記を参考にしていただき、ぜひ実際に投げ釣りで試してみてください。投げカレイを通じて、楽しい釣りの時間を過ごしてください。
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